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ドン・ジョバンニ [断腸日記]

「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い」 という映画が公開されておりますね。
見てはいませんが、なかなか面白い内容だそうです。

「ドン・ジョバンニ」はモーツァルト作曲の傑作オペラですが、映画では「ドン・ジョバンニ」の劇作家ロレンツォ・ダ・ポンテに焦点を当てているそうです。興味のある方はご覧になってはいかかでしょうか。


さて、ドン・ジョバンニは17世紀スペインの伝説上の放蕩児、ドン・フアン・テノーリオ(Don Juan Tenorio)のことで、プレイボーイの代名詞として使われています。フランス語ではドン・ジュアン、イタリア語でドン・ジョヴァンニと呼ばれるのです。
日本でいえば、さしずめ光源氏のことか。貴族という点でも共通しています。

オペラの中でドン・ジョバンニの従者レポレッロは有名な「恋人カタログの歌」で「旦那に泣かされたのはあんただけじゃないよ。イタリアでは640人、ドイツでは231人、しかしここスペインでは何と1003人だ。」と歌います。
ドン・ジョバンニはなんと1874人の女性をものにしているのです。1日1人としても5年かかりますな。

興味のある方は、フランスの劇作家モリエールが喜劇「ドン・ジュアン」を書いていますので、読んでみてはいかがでしょうか。
15年前のアメリカ映画には「ドン・ファン」というタイトルでジョニー・デップが主演した現代版コメディーがあるそうです。


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コメント 2

tarkovsky

現在銀座で上映していますね。http://www.enjoytokyo.jp/OD009MovieTitleSearch.html?SPOT_ID=c_1000362
見たいと思っていましたが、まだ見れていません。

「ドン・ジョヴァンニ」は、個人的には「フィガロの結婚」に次いで好きなオペラですが、モーツァルトにしては暗めのオペラです。特にラストの地獄落ちは視聴していて背筋が凍る思いがしますね。
映画「アマデウス」では、亡くなった父親を騎士長として甦らせ、公衆の前でモーツァルト自身を叱責させたのではと、サリエリの口から語らせています。真偽の程は・・・どうなんでしょう?
音楽史上は、「フィガロの結婚」に対しウィーンは冷たい反応を示したが、プラハでは大歓迎され、プラハの聴衆のために「ドン・ジョヴァンニ」を書き上げたということになっていますね。

「ドン・ジョヴァンニ」もまた、全般的には「フィガロの結婚」と同じく、「たわいもない話」です。モーツァルトのオペラは、ストーリーだけ見れば、「魔笛」のようにわけがわかならい矛盾した話や、どうでもいいようなゴシップものばかり。「コシ・ファン・トゥッテ」なんてその最たるもの。なのに何故にこんなに心魅かれるのでしょうか?
すべてそれはモーツァルトにしか書けない美しい音楽が原因なのですね。

たとえば「フィガロの結婚」の第3幕の、伯爵夫人がスザンナに手紙の代筆を頼み、伯爵への思いを語る(夫人は夫の伯爵が、自分の書いたものでは喜ばないことを知っていて、スザンナが書いたものなら喜ぶだろうと代筆を頼むという、実はとても哀しい曲なのですが・・)いわゆる「手紙の二重奏」の音楽の美しさ・・・

この曲は「ショーシャンクの空に」という映画で使われていました。この映画は、この曲が使われるシーンによって好きな映画の一つになりました。主人公が刑務所に図書館を作るのですが、公的機関から届いた古いレコードを、放送室を占拠して刑務所全体に流すのです。作業していた囚人たちは、ほんのひと時、なんとも言えない慰労と感動で聴き入るのですが、その罪で主人公は独房行きを食らってしまいます。このシーンだけ見るためにでも、見て損はない映画だと思います。他にもいいところはいっぱいあるのですが・・・

あれは多分ベーム指揮・ウィーンpoの、ゆっくりとしたテンポの演奏だと思います。音楽の力ってすごいものだと実感できると思います。

ワーグナーもヴェルディもいいのですが、モーツァルトの音楽にはやはり敵いません(異論もあろうかと思いますが、個人的にはそう思っています)。それほどモーツァルトの音楽は雄弁であり、圧倒的な力を持っています・・・たとえそれがたわいもない話であっても。


by tarkovsky (2010-05-12 16:05) 

tarkovsky

見たくなって見てきました。
率直に言うと、モーツァルトの音楽が好きな人には必見、それ以外の方は・・・まあまあな映画でしたよ。個人的に「アマデウス」よりは好きな映画です。あえて「いい映画」とは言いません。

オペラを今まで作曲家の視点でばかり視聴してきましたが、台本の重要性を改めて感じさせられたことが最大の収穫です。
特にダ・ポンテとモーツァルトとの関係は、リアルタイムにダ・ポンテが台本を書き、そこにモーツァルトが音を載せていくスリリングな曲作りだったということが、一番の魅力。

ちょっとネタバレになるけど・・・
ラストの地獄落ちも、(映画の中では)当初は道徳的にドン・ジョヴァンニが改悛して終わる予定だったそう・・・そこをダ・ポンテが自身の投影としての主役:ドン・ジョヴァンニとして、より必然性の高い姿・・・最後まで悔い改めを拒絶し、地獄に引かれていく・・・に仕立て上げたというもの。当時としては、かなりの勇気がいったことだろう。

あとは見てのお楽しみということで・・・

オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の美味しい場面がふんだんに散りばめられていることだけでも、この映画はモーツァルト好きには
垂涎ものではないかと思います。
by tarkovsky (2010-05-25 18:44) 

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